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いずもの飛行甲板風景

お散歩サークルで護衛艦いずも見学 in 横浜開港祭

2018年6月2日

念願だった、護衛艦いずもの見学に行ってきました。

全長248メートル、最大幅38メートルの広大な飛行甲板に上がってみれば、かなりの数の自衛官がいました。

写真撮影をしてくれたり、質問すればガイドをしてくれたりで皆さん親切でしたね。

今回は、東京都内や横浜市内を中心に活動している、お散歩サークルのイベントとして参加しました。

女性は9名、男性は幹事さんを含めて8名と、けっこう大人数での散策イベントでしたね。参加者は30代や40代、50代くらいの社会人の方々が多かったですね。

週末の土曜日ということもあり、大変な数の見学者たちで、乗艦までに1時間くらいの間、長い列の中を待ちました。

で、わたし、初めての軍艦への乗艦、しかも、護衛艦いずも、ということで感動と興奮で一杯になりまして、巨大な甲板に上がってからは、写真撮影に無我夢中になり、気がつけば単独行動。。

なので、同サークルの皆さんとの記念写真とかは逃してしまいました。まあ、しょうがないか。(;'∀')

護衛艦いずもの旭日旗

いずもの甲板上で一番人気があったスポットは、やはりと言うか、最後部に掲げてあった旭日旗でしたね。旭日旗は日本人の精神的支柱であります。私も身が引き締まる思いがしました。敬礼!(`・ω・´)ゞ

甲板中央の端にビルのようにそそり立つ司令部には、色とりどりの細長い三角形のような旗が上下に7つ連なっていました。

「あの旗に何か意味があるんですか?」と初老の見学者が、比較的年配の自衛官の方に聞いていたので、私も近くに寄って聞き耳を立てると、「あれは、英文字の WELCOME を表しているのです。」と答えてくれました。

私は思わず身を乗り出して、「それは、私たち見学者に対してのメッセージなのですか?」と聞いてみたら、

「そうですよ。」とニッコリ答えてくれました。

「でも、その意味がわかる見学者ってほどんどいないんじゃないですか?」と余計なことを言ってみると、その自衛官の方は苦笑いをしていました。。

で、ここからは、私にとって最大の関心ごとである、護衛艦いずも、と、空母カタパルトなしで短距離離陸と垂直着陸ができる、DASシステム搭載の世界最強の最新鋭戦闘機F35Bとの真相に迫る!みたいな話になります。興味のある人は引き続き読んで下さいね。

旗の意味を教えてくれた自衛艦は温厚そうな人でしたので、思い切って!一番聞きたかったことを聞いてみました。

F35Bの姉妹機であるF35A

姉妹機のF35A(航空自衛隊のホームページから引用)

「あのう。。もう F35B の発艦、着艦試験は終了してるんですよね?」

「いやあ。。そんなことはないですよ。。」と、やや当惑気味のご返答。

「マスコミや共産党も五月蠅いですから、沖の遠く離れたところでやってるんじゃないですか?」と、ちょっと突っ込んで聞いてみると、「いやあ。。それは。。」と困り顔だけど、ほんのかすかに苦笑いみたいな微妙な笑顔と視線の表情。。

すると!! 近くにいたらしき、若い士官風の自衛官が急に寄ってきて、

「すいません!自分は空自の者です。自分が代わりにお答えしますが、そのようなことは決してありません!」と、私をガン見しながら答えてくれました。

なんで海上自衛隊と市民の交流イベントに、空自の人が。。(・・?)

「でも、日本を取り巻く状況はますます厳しくなっていますよね? 空母いぶきとかでは、F35B を飛ばしていますが。。」

「あれは架空の漫画の話ですよね!確かに上の方では、そんなことを言っている者もおりますが、現場では全く考えられないことです!」と力説し始めました。

その若い空自の士官、顔がどんどん紅潮してきて、血圧上げて、しかめっ面になっちゃって。。せっかくのイケメンが台無しみたいな。。

「じゃ、なんで護衛艦いずもに空自の人が? それじゃまるで、まさに、空母いぶきの世界じゃないですか!」とか、

「じゃ、ヘリコプターばっか14機も、ぶっこんで、どうすんですか?」とか、

「チャンネル桜の取材で、美人の司会者が、「この巨大なエレベーターには何を乗せるんですか?」と聞いたら、「はい、これは戦闘機を乗せるんです。」と答えていた自衛官は嘘を言ってたんですか?とか、

いろいろと突っ込みたかったんですけど、4分の1くらいアメリカ人、クオーターっぽい、その若い航空自衛官の精悍な顔が、「これ以上突っ込んでみろ!おまえを拘束するぞ!」みたいな迫力満点な睨み&お前を逮捕するみたいな動的オーラが全身から物凄く噴き出していたので、なんだか本当に怖くなってきて、それ以上の質問はできなかったです。。

少なくとも、私と、その若い航空自衛官の間には「自衛官と市民の心のふれあい」とかは微塵もありませんでしたね。。まあ、しょうがないか。。

それにしても。。いやあ。。なんて正直な士官殿。。でもまあ、それでこそ、私が愛する自衛官であります!敬礼!

ただ、正直言って、私のそのくらいのブラッフやハッタリにガチで反応されると不安というか情けなくなりました。。

気の利いたユーモアでも交えながら、そんなブラッフを一蹴できるくらいの返答をしてほしかったのが本音です。

自衛官には、シナ人や朝鮮人の工作員が寄ってくるのが宿命です。。ハニートラップもありますしね。。

訓練も大事ですが、そういう連中を軽くあしらえるような心構えというか「会話のマニュアル」も必要ではないでしょうか?

なんだか本気で心配になってきました。。


【追伸】11月27日の産経ニュースで、こんな記事がありました。

「岩屋防衛相、いずも空母化とF35B導入を示唆」

記事内容を要約すると、護衛艦いずも、に、F35Bを搭載することを防衛計画の大綱に明記するそうです。

防衛大臣が正式に公表したわけですから、もう決まりですね。

護衛艦ではなく、多用途運用母艦いずも、と言う呼ばれ方になるようです。

確かに、ヘリコプター空母とか、軽空母とか言われるよりは、しっくりくる呼ばれ方だと思います。

でも、まさか、自分が乗艦してから、わずか半年足らずで、こんな公表があるとは。。

今度は、いずもから、F35BJが飛び立つところを、この目で見たいものです。


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